夫のメインの業務委託収入が、2ヶ月連続で入金されませんでした。
金額は伏せますが、毎月数十万円。わが家の家計にとって、大きな金額です。
委託先の会社は事業の継続が難しい状況のようで、未払い分を回収できるかどうかも不透明です。
夫も最初は焦ったようですが、今は気持ちを切り替えて、新しい仕事の受注に向けて動いています。
突然、毎月入ってくるはずのお金が入らなくなる。
そんなことが実際に起きて、改めて感じたことがありました。
それは、収入が減っても生活を維持できる家計にしておくことの大切さです。
会社員なら安定しているのか?
夫は個人事業主として働いています。
業務委託は会社員と違い、毎月決まった給与が保障されているわけではありません。取引先の事情によって、突然収入が途絶えることもあります。
今回、そのリスクを実感しました。
では、会社員なら安心なのかというと、私は必ずしもそうとは思っていません。実は私自身、以前勤めていた会社を会社都合で退職した経験があります。
会社員は個人事業主と比べて雇用や給与の面で守られている部分も多いですが、それも絶対ではありません。
どんな働き方をしていても、収入が減ったり途絶えたりする可能性はある。
だからこそ、働き方だけに安定を求めるのではなく、家計そのものにも備えが必要だと思います。
わが家が乗り切れている理由① 共働きで収入を分散していた
今回、夫のメイン収入が入らなくなったものの、幸い夫にはほかにも収入源がありました。
そして、私自身も会社員として働いています。
夫婦で収入源が分かれていたことは、大きな安心材料になりました。
夫婦のどちらかの収入がなくなったら、これまでどおり貯金や投資を続けることはできません。
でも、少なくとも一時的に生活を維持することはできます。
今回も夫婦で家計の状況を確認して、「このまま入金がなくても、年内は大丈夫だね」と話しました。
もし夫の収入がしばらく減ったままでも、最悪、私一人の収入で生活を回すことはできます。
共働きのメリットは世帯収入が増えることだけではなく、片方の収入が途絶えたとき、もう片方が家計を支えられることでもあると感じました。
わが家が乗り切れている理由② 固定費を小さくしていた
今回、特に大きかったと思うのが固定費です。
わが家は東京都内の賃貸住宅に暮らしていて、家賃は月11万円ほど。
コンパクトかつ、築年数もある程度経っている物件です。子どもが2人いるので、もう少し広いところに住みたいと思うこともあります。
今の世帯収入なら、家賃20万円を超える物件を検討することもできるかもしれません。
でも、わが家は今のところ、住居費を大きく上げずに暮らしてきました。
仮に家賃が25万円だったら、今より毎月14万円、年間では168万円も支出が増える計算になります。
一度上げた生活水準を、収入が減ったからといってすぐに下げるのは簡単ではありません。
一方、わが家の場合は家賃だけでなく、その他の固定費や日々の生活費を含めても、私一人の収入でなんとか暮らせる水準に収まっています。
これは今回、本当に大きかったと感じています。
ただ、しばらくはお出かけや外食を減らしたり、株主優待や商品券を積極的に活用したり、節約生活にして、支出を抑えようと話しています。
貯金ができない月があっても、生活が回ればひとまず大丈夫。
収入に合わせて固定費を上げすぎなかったことが、思いがけない形で家計を守ってくれました。
わが家が乗り切れている理由③ すぐに使える預金があった
もう一つ、安心につながったのが預金です。
今回の件があって夫の口座を確認したところ、家計用として目的別に積み立てていたお金が合計100万円以上ありました。
わが家では、旅行費用、引っ越しや賃貸の更新費用、家電の買い替え費用、国保の2年払い費用など、将来必要になるお金を毎月少しずつ積み立てています。
本来はそれぞれ使う目的が決まっているお金です。
でも、いざというときには生活費にも充てられます。
もちろん、積立を取り崩せば、予定していた支出への備えは減ってしまいます。
それでも、すぐに使える現金があることは大きな安心材料です。
わが家はNISAなどで資産運用もしていますが、投資商品は簡単には売却したくない気持ちがあります。夫とも「積み立てておいて、本当によかったね」と話しました。
資産形成というと、どうしても投資に目が向きがちです。
でも、数ヶ月分の生活を支えられる預金があることも、家計にとって大切な備えなのだと改めて感じました。
夫も新しい収入を増やすために動いている
今回、未払いになった報酬は、残念ながら回収が難しいかもしれません。
金額が大きいだけに残念ですが、夫はすでに気持ちを切り替えて、新しい仕事の受注に向けて動いています。
個別の仕事を増やすために積極的に動いていて、数十万円規模の受注見込みも出てきているようです。
まだ確定していない収入もありますが、自分で仕事を獲得するために動けることは、個人事業主ならではの強みだと思います。
そして、その間の生活を支えられる家計であることも大切です。
目先の生活費を心配しすぎずに、次の仕事を探すことができる。
これまでの備えが、気持ちの余裕にもつながっていると感じています。
収入が多いことと、家計が強いことは別
結婚当初、わが家は貯金がほとんどないところからのスタートでした。
わが家が貯金ほぼゼロから資産3,000万円を超えるまでに取り組んできたことは、こちらの記事にまとめています。

そこから固定費を見直し、少しずつ貯金を増やし、投資も続けてきました。
最近は節約一辺倒ではなく、家族旅行や子どもの体験など、今しかできないことにも積極的にお金を使うようになっています。
それでも、毎月必ず出ていく固定費は、なるべく大きくしないようにしてきました。
今回の出来事で、その意味を改めて実感しました。
世帯収入が増えても、それに合わせて生活費を大きく上げていたら、収入が減ったときに苦しくなります。
反対に、普段の生活に必要なお金が少なければ、いざというときに対応しやすい。そして、手元に預金があり、収入源が複数あれば、さらに安心感は増します。
何も起きないことが一番ですが、人生には予想外のことも起こりますよね…。
今回、夫婦でランチをしながら「家計はしばらくは大丈夫だね」と話せたのは、これまで家計を整えてきたからだと思います。
これからも、無理に生活水準を上げすぎず、楽しむところにはお金を使いながら、もしものときにも対応できる家計を維持していきたいです。
そして、夫婦で協力しながら、しばらくは節約生活を送り、乗り越えようと思います!

