1歳の「電車好き」が小1の地理につながった。子どもの「好き」のサインを拾ってきた6年間

子育て・教育
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先日、息子と本屋さんに行きました。

そこで小1の息子が「これ欲しい」と選んだのが、シマエナガと一緒に47都道府県を学べる本。

県の形を動物や身近なものに見立てて覚えるような内容で、対象としてはもう少し上、中学年くらいからかな?という印象でした。

ふくふくしまちゃんとカタチで覚える47都道府県

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でも、息子と一緒に中身を見てみると、書いてあることは理解できそう。何より本人が欲しがったので、買って帰ることにしました。

その本を見ながら、ふと思ったんです。

1歳頃から始まった息子の「電車好き」、今の地理の知識につながっているな、と。

1歳頃から、電車や新幹線が大好きだった

息子は1歳頃から電車が大好きでした。

電車、新幹線、プラレール。5歳頃まではかなり長い間、乗り物が興味の中心にありました。

その頃は乗り物の図鑑もよく見ていたし、昔はYouTubeで「ゴーゴー乗り物タウン」や鈴川絢子さんのチャンネルを見ることもありました。

そして、見るだけではなく実際の電車にもたくさん乗りました。

鉄道博物館へ行ったり、旅行先ではその土地ならではの特急に乗ったり、電車を見るためにわざわざ足を運んだり。

香川県ではアンパンマントロッコに乗りました

電車が好きだから、自然と路線の名前を知る。路線を知ると、その電車がどこを走っているのかを知る。

そうすると、少しずつ都道府県や地名にも触れるようになっていきました。

当時は「地理の勉強になるから」なんて、まったく考えていなかったです。ただ、息子が好きだから、一緒に楽しんでいただけでした。

おじいちゃんにもらった「くもんの日本地図パズル」にハマる

その後、わが家にやってきたのが「くもんの日本地図パズル」。

私の父と一緒にトイザらスへ行ったときに、プレゼントしてもらったものです。これがとてもよかった…!

せっかくなので、いつでも遊べるよう息子の手が届くところに置いていました。すると、これにかなりハマりました。

子供でも使いやすい形です

くもんの日本地図パズル

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一度やって終わりではなく、これまで何度やったかわからないくらい繰り返し遊びました。

地方ごとに色が分かれている幼児向けのパズルと、写真のように日本全体が一色の発展パズルがあります。

最初はパズルとして遊んでいたものが、そのうちひらがなも読めるようになり、県名も読めるように。

さらに「この形は○○県」と、都道府県の形まで少しずつ覚えるようになっていきました。

遊んでいる本人にとっては、これもたぶん「地理の勉強」ではなかったと思います。

鉄道と地図がつながった「地図でよくわかる鉄道大百科」

その後に買ったのが、「地図でよくわかる鉄道大百科」。

こちらは2025年版です

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過去年版を図書館で見つけて、借りて読んだあと、「これは息子に合いそう!」と思って本屋さんで購入しました。

これが、旅行のときにもとても便利でした。

これから行く場所は日本のどのあたりなのか。どんな路線が走っていて、どの電車に乗るのか。旅行前に一緒に確認することもありました。

本や地図で見ていたものに、実際に乗る。実際に行った場所を、また地図で見る。

そんなことを繰り返しているうちに、電車だけではなく「場所」に対する理解も少しずつ広がっていったように思います。

移動中の暇つぶしは、クイズタイムに

わが家は公共交通機関で移動することも多いので、電車やバスの中で暇になると、私がクイズを出すことがあります。

息子はクイズが好きで、ときどき、

「難しいクイズにして!」

とリクエストされることも。

そんなときは、

「九州の県名、5個言える?」

「特急の名前、15個言える?」

なんて、大人でもすぐに答えられるかわからないような問題を出すこともあります。

もちろん地理や鉄道ばかりではなく、そのときどきでジャンルはいろいろ。

勉強時間としてやっているわけではなく、あくまで移動中の暇つぶしです。

でも今振り返ると、こういう何気ない会話も、少しずつ知識を蓄積するきっかけになっていたのかもしれません。

テレビで見た「県の形」にもハマった

最近は、テレビで都道府県の形を何かに見立てて覚えるような内容をやっていました。

息子が興味を持っていたので録画して、何度か繰り返して見ました。

そういえば、日本地図パズルでも県の「形」をずっと見てきています。そして今回自分で選んだ本も、都道府県の「形」を動物などに見立てて覚えるもの。

興味って、こうやって少しずつ次へ次へとつながっていくのかもしれません。

「四国は東京より南だからじゃない?」

小1になった今、息子は都道府県の名前をかなり覚えています。方角の概念もあるようです。

少し前、去年10月に行った四国旅行の話をしていたときのこと。

私が、

「10月だったけど、半袖で大丈夫なくらい暖かかったよね!」

と言うと、息子がさらっと、

「東京より南だからじゃない?」

と答えました。

そのとき、内心ちょっと感動しました。

南、合ってる!
そして「南に行くと暖かい」ということまで、ちゃんとつながっている!

「四国はここ」と場所を覚えているだけではなく、位置と気候を自分の中で結びつけて考えている。

いつの間にこんなことまで理解していたんだろう。

小さい頃から触れてきたバラバラの知識が、小1になった今、息子の中で少しずつつながり始めているのかなと思いました。

そして今日、自分で選んだのは「47都道府県」の本

そして今日、本屋さんで息子自身が選んだのが、シマエナガと一緒に47都道府県を学ぶ本でした。

1歳の頃は「でんしゃ!」だった息子。

そこから新幹線、路線、地名、日本地図、都道府県、県の形……。

親が「次はこれを覚えさせよう」と順番を決めたわけではありません。

でも、振り返ってみたら、全部つながっているのかなぁと。

今回、もうひとつ「3メートルになる全国路線図」も購入しました。

じゃばら式で北海道から沖縄まで伸びます!

こちらは息子が欲しがったものではなく、私が見つけて「これは便利そう!」と思ったもの。

駅名がひらがなで書かれていて、地方の路線までかなり見られるので、これから旅行へ行く前にも使えそうです。

大都市圏は省略されているので別の路線図も必要になりそうですが、わが家では活躍しそうな予感がしています。

子どもの「好き」のサインが出たとき、環境を少し整える

私が息子の「好き」や「得意」をなるべく見逃さないようにしてきたのには、もうひとつ理由があります。

息子は早生まれということもあり、小さい頃から集団の中で周りに合わせたり、みんなと同じことをしたりするのがあまり得意ではありませんでした。

ほぼ年度末生まれの息子と、4月生まれの子では一歳近く違います。幼児の一年は本当に大きい!

本人なりに、苦労することもあったのではと思います。

だからこそ、苦手なことをできるようにすることだけではなく、「これは自分が得意」「これはよく知っている」と思えるものを持っていてほしいという気持ちが、私の中にはずっとありました。

それが本当に周りより得意かどうかは、実はそんなに重要ではなくて。

「自分はこれが得意」と本人が思えること。それがひとつでも、いくつでもあること。

そんな自信や、いい意味での「思い込み」は、これから成長していく中で、気持ちの面でもきっと支えになってくれるんじゃないかと思っています。

電車が好きなら、図鑑を買う・借りる。実際の電車を見に行く、乗りに行く。旅行先では、その土地ならではの電車にも乗ってみる。お気に入りの電車の服は、望むなら毎日でも洗濯して着させる。

地図に興味が出てきたら、関連する本を用意したり、いつでも遊べる場所に日本地図パズルを置いてみたりする。

本人が欲しがったものを用意することもあれば、「今の興味なら、これも好きかもしれない」と親が少し先にあるものを置いてみることもあります。

全部にハマるわけではないし、無理にやらせることもしません。

でも、興味があるタイミングでちょうどいいものに出会えると、子どもはびっくりするくらい吸収することがあると思います。

今回の本も、パッと表紙だけを見たら「まだ少し早いかな」と思うのですが、実際に本人が中を見て、理解できて、欲しいと言った。

「何歳向けか」だけではなく、その子の「今」に合っているかを見ることも大事なのかもしれないと思っています。

「好き」は変わっても、やっていることは同じ

ちなみに、今の息子の興味の中心は、電車から魚や生き物へ移ってきています。

だから今度は、魚や生き物の図鑑を見たり、実際に川や干潟へ行ったり、生き物を観察したり。

葛西臨海公園・西なぎさで子連れ水遊び!小1・2歳と干潟で生き物探し&水族園へ
小1・2歳の子どもと葛西臨海公園の西なぎさへ。干潟で貝や小さな魚を探して水遊びを楽しんだあと、葛西臨海水族園へ行きました。子連れで持っていってよかったものや、潮の満ち引きを体験した様子を紹介します。

小1の夏休みには、「みずのいきもの」をテーマに自由研究も作りました。

写真アルバムで作る小1の自由研究|あとから追加できる「みずのいきもの」
小学1年生の初めての自由研究に、写真アルバムを使って「みずのいきもの」を作りました。川や干潟で実際に出会った生き物を、写真や絵、本人の言葉で記録。材料や作り方、親がどこまで手伝ったか、実際にやってみて感じたことを紹介します。

興味の対象は、成長とともにどんどん変わっていきます。

でも、親としてできることは変わらず、そして少ない。

「これ好きなんだな」というサインが見えたら、その興味をもう少し広げられそうな環境をつくってみる。

そうすることで、楽しみながらもあとになって別の知識とつながり、「あのときの好き」が思いがけない形で見えてくることはあると思いました。

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