写真アルバムで作る小1の自由研究|あとから追加できる「みずのいきもの」

子育て・教育
記事内に広告が含まれています。

小学1年生、初めての夏休み。

息子の学校では自由研究は任意なので、やらなくてもOKです。それでも今年は、せっかくならやってみたいなと思っていました。

最近の息子は、水族館や魚、水辺の生き物が大好き。多摩川や神田川、葛西臨海公園の干潟、田んぼや用水路など、今年はいろいろな場所で生き物を探してきました。

「川に行きたい」「海に行きたい」と言うことも増えて、将来の夢には「水族館の飼育員」と書いていたことも。

せっかくこれだけ興味が広がっているなら、体験して「楽しかった!」で終わるのではなく、一度形にしてみるのもいいんじゃないかな。そんなところから、初めての自由研究をやってみることにしました。

完成した作品

「自由研究をやろう」と言い出したのは、親です

ちなみに、息子に「この自由研究にした理由を最初に書こうかー」と言ってみたところ、

「ママに言われたから」

とのこと。

……そりゃそうだ(笑)。

水の生き物が好きなのも、「川に行きたい」「海に行きたい」と言っているのも息子。でも、それを「自由研究としてまとめてみたら?」と提案したのは私です。

だから、無理にそれらしい「研究を始めた理由」を書かせるのはやめました。(省略しました。笑)

大人になると、つい「水の生き物が好きだから研究しようと思いました」みたいな、きれいな答えに近づけたくなってしまうけれど、今回はそこまでしなくていいかなと。

体験して終わりではなく、「形にする」ところまでやってみたい

今回、私が自由研究をやってみたいと思った理由のひとつが、これまでの体験を残しておきたかったからです。

川で魚やエビを探したり、田んぼでカブトエビを見つけたり、干潟で生き物を探したり。写真はたくさん撮っているけれど、そのままスマホの中に入っていると、なかなか見返す機会がありません。

そこで、「今まで見つけた生き物をまとめておけば、いつでも見られるよ。これから新しい生き物を見つけたら、また増やせるよ」と息子にも話しました。

「興味を持つ→実際にやってみる→形にする」というところまで、一度経験してみてほしいという気持ちもありました。

ザリガニ探し、暑すぎて溶けそうだった日

画用紙ではなく、写真アルバムを使うことに

最初は、自由研究といえば大きな模造紙や画用紙にまとめるのかな?と思っていました。でも、学校の資料を見ると特に制限はないようでラッキー!大物作品は日常的に飾れないので、作っても家ではお蔵入りになりそうですよね。

今回作りたいのは、提出したら終わりではなく、日々目に入る場所におけて、今後も増やしていけるものでした。

さらに息子は、人に見せたいと言っていました。それなら、大きな紙よりも持ち運びやすい写真アルバムの方がよさそうです。

無印良品へ一緒に行き、息子自身にアルバムを選んでもらいました。選んだのは、見開きで写真が6枚入るタイプ。

小学生でも持ち歩きやすく、写真だけでなく絵や文章も一緒に入れられるので、今回の自由研究にはちょうどいいサイズでした。

今回使った材料

無印良品のアルバム→Amazonで見る

古紙再生紙 メモ帳 →Amazonで見る

手書き用POP →Amazonで見る

材料も一緒に買いに行きました

アルバムを決めたら、コンビニでこれまで撮った生き物の写真をプリント。さらに画材屋さんへ行って、アルバムのポケットに入るサイズの紙を用意しました。

そこで偶然見つけたのが、吹き出し型のPOP用紙。これが今回かなり使いやすかったです。

「いきものは、どんなところにいた?」「きづいたこと・はっけんしたこと」「カブトエビは、どんなとくちょうがあった?」など、私が質問を書き、息子に答えを書いてもらいました。

多摩川のいきもの観察ページ

ただ「感想を書いて」と言われるよりも、質問があった方が小学1年生には考えやすかったように思います。

写真だけでなく、自分で絵も描きました

アルバムには、実際にこれまで出会った生き物の写真を入れていきました。ドジョウ、ウキゴリ、コクワガタ、カブトエビ、ヤゴ、ザリガニ、エビなど。写真がないものは、息子が自分で絵を描いたところもあります。

今後はもっとちゃんと生き物写真を撮ろうと決意

ちなみにコクワガタは水の生き物ではありません。

川に落ちていたところを助けたものだったので、「これは本当は水の生き物じゃないけど、どうする?」と聞いてみたところ、息子は「入れたい!」。

それなら入れよう、とそのまま採用しました。

研究として厳密に分類するなら違うのかもしれません。でも今回は、息子自身が水辺で出会った生き物をまとめる一冊。本人が入れたいと思ったものを大切にしました。

タイトルは「みずのいきもの」

タイトルも息子が自分で決めました。完成した表紙には「みずの いきもの」の文字と魚の絵。

大人が作れば、もっと整ったタイトルや表紙にすることもできます。でも、この字も絵も含めて、小学1年生の今しか作れないもの。

数年後に見返したら、きっとそこも含めて面白いんだろうなと思います。

小1の自由研究、親はどこまで手伝う?

今回、一番迷ったのはここでした。

小学1年生なので、もちろん全部を一人で進めるのは難しい。写真を選んで印刷したり、材料を用意したり、アルバムという形を提案したり、考えやすいように質問を書いたり。そこはかなり親が手伝っています。

一方で、どの生き物を載せるか、質問にどう答えるか、どんな絵を描くか、タイトルをどうするかなど、中身はできるだけ本人に任せました。

途中、文字が逆さになっていたり、間違っていたりするところもありました。気づいたものは声をかけて直したところもありますが、「もう、このままでいいか」と残したものも。

きれいに仕上げようと思えば、親がいくらでも直せます。でも、それでは誰の自由研究なのかわからなくなってしまいます。

親は、形にするための環境やきっかけを用意する。その中で何を作るかは、できるだけ本人に任せる。

小学1年生の自由研究でも、あくまで子供の作品だと意識しながら、制作を見守りました。

「くねくね」が読めないけど、それが発見だったとのこと

「水族館の飼育員になりたい」は、書きたくない

もうひとつ、やってみて気づいたことがありました。

息子は以前、将来の夢として「水族館の飼育員」と書いていました。今回の自由研究にもぴったりつながるので、「水族館の飼育員になりたいっていう話も書いたら?」と提案してみたのですが、

「言いたくないから、書きたくない」

とのこと。

なるほど。

親からすると、これを書けば自由研究のストーリーがきれいにつながります。でも、本人が思っていることと、人に見せたいことは同じではないんですよね。

「じゃあ書かないことにしよう」と、その話は入れないことにしました。

何を書くかを自分で決めるのと同じくらい、何を書かないかを自分で決めることも大切なのかもしれないと思った出来事でした。

最後の感想も、きれいにまとめなくていい

完成間近になって、「最後に、やってみてどうだったか感想書こうか」と聞いてみました。

ところが、「書きたくなーい。わかんない」とのこと。

そこで、「楽しかったじゃなくてもいいんだよ。作るのが疲れたとか、難しかったとかでもいいんだよ」と伝えてみました。

すると出てきたのが、

「つかれてたいへんだった」

でした(笑)。

まあ、そうだよね。写真を見て、字を書いて、絵を描いて、何ページもまとめたんだから、疲れる。

そこで「ほかに、やってよかったこととか、いいことはなかった?」と聞いてみると、「川に行けてたのしかった」という言葉が出てきました。

それなら、もう十分。

「楽しかったです。またやりたいです」みたいな模範解答に近づける必要はないと思い、そこで終了にしました。

疲れて大変だった。でも、川に行けて楽しかった。

どちらも本人の本当の感想。小学1年生の自由研究なら、これくらいがちょうどいい気がします。

保護者の感想も最後に入れました

最後には、本人の感想とは別に「保護者の感想」も入れました。

水の生き物や川遊びが好きなことから今回のテーマを選んだこと。まとめる中で新しい疑問も出てきたこと。これからも生き物や自然を好きな気持ちを深めていけたら、ということを書きました。

本人の文章を大人らしく修正するのではなく、親が感じたことは「親の感想」として別に残すことにしました。

これなら、本人の自由研究は本人のものとして残しつつ、親がどんな思いで一緒に取り組んだのかも記録できます。

完成しても終わらない「みずのいきもの」に

こうして、初めての自由研究「みずのいきもの」が完成しました。

アルバムには、まだまだ空いているページがあります。学校から返ってきたら、また川や海へ行って、新しい生き物に出会ったときに追加していく予定です。

来年、再来年と続けていけば、字も絵も、観察するポイントも少しずつ変わっていくはず。それも全部、この一冊に残っていったら面白そうです。

自由研究をやること自体は必須ではありませんでした。しかも、始めるきっかけを作ったのは親です。

それでも実際に作ってみると、息子自身の字や絵、疑問、言葉がたくさん詰まった一冊になりました。

大人になると、つい「こう書いた方が伝わる」「こうまとめた方が正しい」と、正解に近づけたくなります。

でも、少しくらい間違っていても、きれいにまとまっていなくてもいい。

今の本人が見たこと、思ったことを、今の本人の字や絵で残す。

初めての自由研究としては、本当にがんばりました!の100点満点だと思います。

タイトルとURLをコピーしました