以前の私は、家を整えることが好きでした。
物は比較的少なめで、収納には余白を残す。床にはなるべく物を置かない。
模様替えをしたり、収納を見直したりすることも好きで、一人暮らし〜2人暮らしの頃は、毎日の家事だけではなく、「家が気持ちいい」と思えるところまで整える余裕がありました。
でも今のわが家はというと、以前と比べてだいぶ物が増えました。
もちろん、何もしていなかったわけではなく、その都度収納を変えたり、物を整理したり、狭いなりに暮らしをアップデートしてきたつもりです。
それでも最近、家族の変化に家の仕組みが追いつかなくなってきました。
そこで一度、収納だけではなく、家事や時間の使い方まで含めて、暮らし全体を整え直したいと思っています。
子どもの成長とともに、物も暮らしも変わった
上の子が2〜3歳くらいまでは、比較的すっきりした状態を保てていました。
でも、子どもが成長すると必要な物もどんどん変わります。
プラレールやトミカ、絵本、制作用品。その年齢だからこそ興味を持つものは、できるだけ経験させてあげたいと思ってきました。
さらに、制作が好きな息子が保育園の自由時間で大量に作ってきてくれる作品。
「ママにプレゼント!」
と、自分で考えて一生懸命作ってくれたものは、本当にうれしくてかわいい。
小さいころは作品もある程度整理していたのですが、本人が意思を持って私のために作ってくれるようになってからは、容赦なく捨てられなくなりました(笑)。
そんなころに下の子が生まれ、今度は赤ちゃん用品がドーンと再来。
ベビーベッドをはじめとした大きな物も増え、やっと最近ベビーベッドを処分して少し空間ができたと思ったら、上の子が小学生になりました。
ランドセル、教科書、プリント、学校用品、学童用品……。
その都度じわじわ整理してきたつもりなのですが、家族の変化のスピードに、家を整えるスピードが追いつかなかったというのが今の状態なのだと思います。
物だけじゃなく、家を整える時間も減った
もうひとつ大きく変わったのが、時間です。
ここ1年ほど仕事が忙しくなったことに加えて、上の子が小学生になり、学校や学童の予定も増えました。
毎日の家事はやっています。でも最近は、「生活するために必要な家事だけやる」ところで精一杯。
掃除機はかけても、その先の細かい掃除までなかなかできない。
以前のように、家事を終えたあとにもう一歩進んで、「ああ、家が気持ちいいな」と思える状態まで持っていく余力がなくなりました。
模様替えも好きだったのに、最近はできていません。
一方で、子どもが成長したからこそ、一緒にやりたいことも増えました。
興味を持った場所へ出かけたり、一緒に料理をしたり、何かを作ったり。
子どもの「やりたい!」は、できる範囲でかなえてあげたい。
家をきれいにするために、そこを削りたいわけではないんですよね。
だからこそ、家事や管理にかかる負担そのものを減らして、大切にしたいことに時間を使える暮らしにしたいと思うようになりました。
今、わが家で整えたいこと
一度、気になっていることを全部書き出してみました。
すると、出てくる出てくるー!!
- 玄関に溢れている靴
- ごちゃごちゃすぎるクローゼット
- 一か所にまとめられない学用品
- 子どもが使いやすい学習スペースがない
- 整理できてない書類
- どんどん増える子どもの作品
- ぱんぱんになってきた各所の収納
- 置き場所が足りない防災用品
- 棚の上のほうに置いている重い物
- いつでも使えるようにしたいオーブン
- もう少し日々の片付け掃除が楽になる仕組み
- 後回しになっている壁の穴などの小さな修繕
- カーテン(その前にカーテンレールも……)
- 好きな食器をもっと日常で使えるキッチンやダイニング
- 家族で使いやすい、もっと広めのダイニングテーブル
- また楽しみたい模様替え
- 学校・学童・保育園と仕事を、もっと余裕を持って回せる時間の使い方
こうして見ると、私が整えたいのは「収納」だけではないんだなと思います。
家も、家事も、時間も。
全部ひっくるめて、今の家族に合う暮らしにアップデートしたい。
そもそも、なぜ4人で1LDKに住んでいるのか
わが家は、夫婦と子ども2人の4人家族で賃貸の1LDKに暮らしています。
「そもそも、なんで4人で1LDKに住んでるの?」と思う方もいるかもしれません。
私も、住めるなら広い家に住みたい気持ちはあるんです。笑
2人目が生まれることになったときに、管理会社に連絡しました。
特に退去を求められることもなかったので、「じゃあ、いけるところまで住んでみようかな」と、そのまま今に至ります。
ただ、住み続けている理由はそれだけではありません。
わが家がこれまで資産形成をしてこられた理由のひとつは、収入が増えても固定費を安易に上げなかったことだと思っています。
今の家の家賃は約11万円。
今住んでいるエリアは、そもそもファミリー向けの物件があまり多くありません。
今より広く、ある程度築年数の浅い2LDK以上を探そうとすると、家賃もドッカーンと上がります。
条件によっては30万円程度になることも。
仮に11万円から30万円になれば、月19万円。年間では228万円の差です。
もちろん、広い家に住むことにも大きな価値があります。
私自身、余白のある空間が好きなので、広い空間にアートとかいい感じに飾りたい!
でも住居費を大きく上げるより、今は子どもとの経験や、自分たちの将来の選択肢にもお金を使いたい。
だから、「狭いからすぐ引っ越そう」とはならずにここまできました。
狭い家だからこそ、楽なこともある
実際に暮らしていると、狭いことはデメリットばかりでもありません。
掃除する面積が少ない。冷暖房が効きやすい。家事動線が短く、何をするにも近い。
小さい子どもがいても家の中で様子を把握しやすく、家族との距離も近いです。
寝る場所だって、家族の成長に合わせて変えてきました。
以前は寝室に布団を並べて寝ていましたが、子どもたちが大きくなって手狭になり(私はセミダブルを1人で使うなど広々寝たい派です)、今では寝室だけにこだわらず、リビングも含めて寝る場所を柔軟に変えています。
子どもたちと私で、ふんわりしたカーペットの上にラグを敷いて雑魚寝することも(笑)。
子どもたちに囲まれて、時に蹴られて起こされながら、こんなふうにみんなでくっついて寝るのも、あと何年なんだろうと思うことがあります。
そう考えると、こんな時間も幸せだなぁと思います。
引っ越すのか、いつまでここに住むのか。答えはまだ出ていない
もう少し広い家に住めば、簡単に解決する問題はたくさんあると思います。
一方で、広くなれば住居費だけでなく、掃除したり管理したりする場所も増えます。
今の家にいつまで住み続けるのか。
それは、これから家族が成長していく中で変わるかもしれません。
ただ、ひとつ思うのは、「狭いから仕方ない」と諦める前に、今の家をもう一度ちゃんと整えてみたいということ。
今の家族に合わせて家をアップデートしたら、今の1LDKでもどこまで心地よく暮らせるのか。
まずはそれを試してみたいと思っています。
昔の「物が少ない家」に戻したいわけではない
以前のわが家の写真を見ると、今よりずっと物が少なくて、収納にも床にも余白があります。

私はやっぱり、この余白のある感じが好きです。
今でも床に物がたくさんある状態は落ち着かないので、夜にはできるだけ床から物を上げるようにしています。
防災の面でも、床に物が散乱していないことや、高い場所に重い物を置かないことは大切。
だから、もう一度余白のある家にはしたい。
でも、昔と同じ家に戻すのは無理。
子どもはどんどん大きくなり、家族も増えて、必要な物も、大切にしたい物も、やりたいことも増えています。
子どもが夢中になっているおもちゃも、制作用品も、私に作ってくれた作品も、全部「物が多いから」という理由だけでなくしたいわけではありません。
防災用品も、暮らしを守るために必要です。
だから今回目指したいのは、「とにかく物を減らして、昔の家に戻すこと」ではなく、今の家族に必要な物・大切にしたい物を持ちながら、それでも余白のある暮らしを作ること。
それが今の私にとっての「整える」なのだと思います。
今の家族にとっての「心地いい」を探したい
昔のように物を少なくすることだけが、今のわが家にとっての正解ではありません。
子どもが大切にしているものも、私が大切にしたいものもある。防災のために持っておきたいものもあります。
だから、「きれい」の正解をどこかから持ってくるのではなく、今の私たち家族にとって心地いい状態を考えてみたい。
収納だけではなく、家事、子どもの環境、防災、時間の使い方…
家族が大切にしたいことを大切にしながら、暮らしに余白を取り戻す。
そんな「わが家の暮らし整え直し」を、これから少しずつやりたいと思っています。
その第一歩として、玄関に放置される靴をなんとかするために、玄関ドアにつけられる靴棚を先日購入しました。
主に子どもの靴を、自分でも出し入れしやすい高さに置けたらいいなと思っています。
併せて、物自体も減らします。
まずは玄関から。
一気に全部は無理なので、一か所ずつ。
今の家を、もう一度好きな家にしていきたいと思います。

